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「岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。」を読んでみて。

どうも、猫屋敷勇です。

 

今回は、「岩田さん 岩田聡はこんなことを話していた。」の読書レビューになります。

 

 

この本について

この本のタイトルにもなっている岩田聡さんが話していた数々の言葉をまとめたほぼ日ブックス出版の書籍になっています。

 

岩田聡さん」について

岩田さんは、DSやWiiを生み出した、任天堂4代目社長を勤めた方です。
任天堂に勤める前はカービィスマブラを生み出した、HAL研究所の社長も勤めていました。

岩田さんは、社長としての経営、そしてプログラマーとしての腕も高く、様々な分野で革命を起こしてきました

 

読んでみての感想

話をよく聞いていると言う印象

話をよく聞いていると言うのは、会話の範囲だけでなく、人が何気なく呟いていた話や相手の不透明な部分を面談を通して聞き出していた印象です。

岩田さん曰く、「『面談して初めてわかったこと』がものすごく多かったんです。」と、相手のことを”わかっているつもり”から”わかっている”に変えて、会社全体としてどう言う方向性ならうまくいくかを常に考えていたんだと思います。

 

プログラマー経験を経営に応用

僕もプログラムを書いているので良くわかるのですが、プログラムをうまく動かすのには内容に矛盾が無いように組み書かないといけません。
そんな矛盾の無いような論理的に経営へと応用していたことが見受けられます。
先程「話をよく聞いていると言う印象」にも書いたように、矛盾の無いようにするために、会社全体の個々を知っていたいと言う理由がよりわかりました。

 

合理的なことなら覚悟を決めいてた

当たり前なのですが、岩田さんは社長である前に1人の人間です。
得意不得意も必ずあります。
ですが、岩田さんは物事に対して、自分の得意不得意で考えるのではなく、自分でやるのが合理的と考えればすぐに覚悟を決め、行動していたそうです。

HAL研究所に所属していた時代では、今では「星のカービィ」や「スマブラ」で有名な会社ですが、バブル崩壊と共に15億の負債を抱えていた会社です。
そこへ任天堂が開発支援をする代わりの条件として岩田さんをHAL研究所の社長に指名。
そんな中、岩田さんの心境は逃げると言う選択肢は最初に浮かんだものの「もし逃げたら自分は一生後悔する」と覚悟が決まったそうです。

ものすごく謙虚

これまで書いてきたような事をしていたのにも関わらず、常に謙虚な人だと感じました。
HAL研究所の社長になった時でさえ、状況が悪かったこともあるでしょうが「あまりめでたいことでは無い」と話していました。
本を通してもわかるくらい、常に周りを気にして合理的ならやると言う姿勢、いろんな人が尊敬する理由も伺えます。

 

最後に

そのほかにも、様々な話が書いてあるこの本、ぜひ一度は手にとって読んでほしいです。
経営思想やプログラマの心構え、この二つに興味がなくても読んで後悔はないと思います。

 

今回はここまでにしたいと思います。

最後まで記事を読んでいただきありがとうございます。

 

それでは、また。