引き算のアイデアの話
どうも、猫屋敷勇です。
今回のテーマは【引き算のアイデア】です。
何かのアイデアを出す時、どういった感じにアイデアを考えますか?
アイスタイヤを例に出しましょう。
アイスタイヤは、雪など滑りやす場所でもピタッと止まることができる仕組みになっているのですが、あの仕組みのアイデアは「万年筆」から生まれたアイデアだそうです。
インクを吸い取る仕組みをタイヤに応用して、固まった雪の正面の水分を吸い取るようにして、止まる力を強めているんだそうです。
このように、1からアイデアを出す時、やはり何かを組み合わせて考えることが多いんじゃないかと思います。
これは、「足し算のアイデア」と僕は呼んでいます。
でも、足し算のアイデアは万能ではないんです。
だって足し算ってことは、ものが増えすぎてしまうデメリットがあると思うんです。
物理的に考えても、ものが増え過ぎてしまうと、身動きがとりにくくなったり、重たくなったり、のデメリットがあります。
そこで、「足す」んじゃなく「引く」、「引き算のアイデア」を考えました。
この引き算のアイデアは、ある程度物事が進んでいるけれど課題が詰まってしまっている時に発揮します。
プログラミングのシステムで考えるとするなら、何かの機能を「制限する」ことで、ユーザーの使い勝手が良くなったりします。
実は、YouTubeにそういったい機能があることをご存知ですか?
動画を投稿する際、「限定公開」というものがあります。
この「限定公開」というものは、動画のURLを知っている人、URLを踏んだ人にしか公開されないようになっています。
この機能をうまく活用しているYouTuberがいます。
Webアニメクリエイター(?)のからめるさんという方がいます。
一番いい例のこの動画
動画が進み、視聴者に選択を迫るところがあります。
「動画をそのまま視聴する選択」と「動画に貼られた動画リンクに進む選択」
その「動画に貼られた動画リンクに進む選択」が「限定公開」になっており、通常の使い方だと見れないようになっています。
この「限定公開」をうまく使い、分岐ありの物語が進んでいき、視聴者を楽しませる方法を生み出しました。
僕はこの動画を始めてきた時、「こんな使い方があったのか!」と、とんでもなく関心しました。
これは、YouTube側の「引き算のアイデア」がユーザーにとっての「足し算のアイデア」に変わったわけです。
もし「足し算のアイデア」に行き詰まった時には「引き算のアイデア」を考えてみると、思わぬアイデアが生まれるかもしれません。
という感じに、今回はここまでにしたいと思います。
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございます。
それでは、また。